素材:外国産 縞黒檀
塗装:岩手県二戸市 浄法寺漆(摺り漆)
サイズ:22cm 24cm
パッケージ:桐箱
製造元:木地)有限会社大黒屋
漆塗)株式会社イシダ
そもそも漆とは?
木地の縞黒檀はカキノキ科カキノキ属の非常に堅い木で、東南アジアからアフリカにかけて自生しています。
「黒檀」はカキノキ科カキノキ属の中でも黒い材の十数種類の総称です。
その中で最高級とされるのが縞黒檀のほか、青黒檀や真っ黒な本黒檀などですが、いずれも稀少材になっています。
ちなみに「檀」という字は、かつて中国で歴代皇帝及び権力者だけが使う事が許された木材の末尾に付けられていたと言われています。
黒檀に並ぶ高級材で紫檀という木もありますが、こちらは「檀」の字が付くものの、黒檀と同じカキノキ科ではなく、別のマメ科ツルサイカチ属数種類の総称です。
日本で自生する黒檀は沖縄県に琉球黒檀がわずかにありますが、材としてはほぼ流通していません。
黒柿は「黒檀」としては流通していないものの、カキノキ科カキノキ属の黒い材なので、唯一の日本の黒檀とも言える材です。
この箸は江戸木箸で有名な大黒屋製の八角箸で、仕上げの摺り漆には日本一の漆の産地である、岩手県二戸市の浄法寺漆を使用しています。
食器洗浄機・乾燥機・電子レンジなど高温になるもの、たわし・クレンザーなど傷になりやすいもののご使用はお控えいただき、薄めた中性洗剤で柔らかいスポンジで優しく洗い、ふきんのご使用をお奨めいたします。
洗浄後はすぐに水滴を拭き取り、風通しの良い場所で横に寝かせて乾燥させてください。
鉄板焼き用や、火にかけたままの鍋料理の取箸用など、高温が続く場面でのご使用はお控えください。