素材：オーク材（ワイン樽）（箸・箸置き）、MDF（箸箱）
塗装：箸先　漆（摺り漆）
　　　持ち手　柿渋、蜜蝋ワックス
サイズ：22cm　24cm
製造元：萬工舎
パッケージ：紙スリーブ
企画元：はし藤本店


日本一のワイン産地である甲州（山梨県）のワイナリーで割れるなどして不要となった、本物のワイン樽を再利用して作った箸です。

ワイン樽はブナ科コナラ属の落葉広葉樹であるオーク材。
水気に強いという性質を持っています。

この箸は萬工舎（よろずこうしゃ）の飯野稔氏が実際にワイナリーから譲り受け、バラして乾燥させたのち全て手鉋で調整しながら削ってから全体に柿渋を施し、食品で変色し易い箸先を漆塗りしたのち、持ち手部分を蜜蝋ワックスで仕上げてあります。

はし藤本店からは、ワイン箱のような箸箱と、ワインにピッタリのチーズの箸置きを萬工舎にオーダーし、箸帯にも樽とワインオープナーでぶどうをイメージしたものを巻いてセットにしました。
萬工舎とはし藤本店によるコラボ商品です。

箸先は漆を塗ってありますが、持ち手部分の柿渋の上に塗った蜜蝋ワックスは融点が低いため、洗っているうちに流れてしまいます。
蜜蝋ワックスが流れてしまっても特に問題はございませんが、気になるようでしたら100均などの紙やすり（#400以上がおすすめ）で軽く削ったのち、クルミ油・えごま油・亜麻仁油などの乾性油を塗っておくと箸がより長持ちします。
オリーブ油・パーム油・ひまし油などは不乾性油で、塗ってもずっとベタベタしてしまうのでおすすめいたしません。

ただし、どんな木であっても経年変色はございますので、使い続けていく上での色の変化もお楽しみくださいませ。