素材：三重県産津市産 杉
塗装：無塗装
サイズ：24cm
パッケージ：OP袋
製造元：中勢森林組合安芸事業所


杉の丸太は、樹皮に近い外側を白太、中心に近いほうを赤身と呼びます。
白太は人間でいう筋肉の役割で、風などの横揺れに耐え、一方赤身は、人間でいう背骨の役割で、高く成長する自重に耐えます。　

白太は折れ、曲がりに対する強度に優れ、赤身のほうが杉の香りや抗菌作用が強く出ます。
赤身には赤が濃くなって黒に近い色になるものがあります。　
実際に伐ってみないと赤なのか黒なのかはわからず、そのメカニズムもわかっていないのですが、赤身が弱酸性であるのに対し、黒芯はカリウムなどの灰分量が多く弱アルカリ性を示し、耐朽性にも優れるとされています。　

この箸は、三重県津市で管理された杉の中から、黒芯のものだけを選別して作ったものです。　
もし折れたり、使わなくなっても、日本酒に入れておくと杉の香り付けができます。

日本酒に杉を入れるタイミングは以下の通りです。

※弊店、日本酒好きスタッフ調べ
　冷酒 ･･･ 約24時間前　　 　常温 ･･･ 約12時間前
　ぬる燗（40〜50℃） ･･･ 温める約2時間前
　熱燗 ･･･ 温め始めるとき


洗って数回使用することができます。
乾燥機・電子レンジなど高温になるもの、たわし・クレンザーなど傷になりやすいもののご使用はお控えいただき、薄めた中性洗剤で柔らかいスポンジで優しく洗い、ふきんのご使用をお奨めいたします。

洗浄後はすぐに水滴を拭き取り、風通しの良い場所で横に寝かせて乾燥させてください。

鉄板焼き用や、火にかけたままの鍋料理の取箸用など、高温が続く場面でのご使用はお控えください。