素材：東京都御蔵島産 桑
塗装：オリオ2（植物油+ウレタン配合塗料）
サイズ：21.8cm　23.8cm
形状：八角
パッケージ：紙箱
製造元：御蔵島産業センター


桑は材が重硬で木肌が美しいことから、床柱や和家具、楽器、碁石を入れる器の碁笥（ごけ）などに使われ、茶道具の材料としては最高級とされる材です。　
その中でも御蔵島の桑は最高級ランクとされ、その黄色の鮮やかさは「金桑」との呼び名もあるくらいで、超稀少材です。　

桑の木自体は日本中に自生しており、蚕が桑の葉を餌とするため、かつては養蚕のために数多く植栽されました。　
ちなみに「クワ」の名は、「蚕が食う葉」に由来すると言われています。　

木目がよく似た黄肌（きはだ）という木に着色をした女桑（めぐわ）という材も出回っており、それらと区別するために「本桑（ほんぐわ）」や「山桑」と呼びます。　
「桑」という表記がされていても女桑か本桑か注意が必要です。　

御蔵島は東京都の伊豆諸島の1つで、大島、神津島、三宅島の南、八丈島の北という位置関係にあります。　

古くより、良質な桑と黄楊の木材産地として有名でしたが、近年になり島内の産業センターで製品の加工まで行われるようになりました。　


食器洗浄機・乾燥機・電子レンジなど高温になるもの、たわし・クレンザーなど傷になりやすいもののご使用はお控えいただき、薄めた中性洗剤で柔らかいスポンジで優しく洗い、ふきんのご使用をお奨めいたします。

洗浄後はすぐに水滴を拭き取り、風通しの良い場所で横に寝かせて乾燥させてください。
立てて乾燥させると下にした部分が黒く変色しやすくなります。

鉄板焼き用や、火にかけたままの鍋料理の取箸用など、高温が続く場面でのご使用はお控えください。