素材:外国産 縞黒檀
塗装:中国産 漆
サイズ:21.5cm 23.5cm
形状:六角(天頂部三角)
パッケージ:紙箱
製造元:有限会社石川漆宝堂
JAN:4562423492290,4562423492306
山中漆器 石川漆宝堂の箸は
・摺り漆 八角
・総溜塗箸
もございます
そもそも漆とは?
山中漆器は、安土桃山時代(1500年代)に山中温泉の上流域に木地師が集団で移住したことが始まりと言われています。
石川県内にある3つの漆産地は、「塗りの輪島」、「蒔絵の金沢」、「木地の山中」と称され、山中は轆轤挽物木地(ろくろひきものきじ)の分野では、職人の質・量とも国内トップの位置にあります。 木地の表面に鉋(かんな)を当てて細かい模様を付ける「加飾挽き」は、「糸目筋」をはじめ20種類以上があり、 模様毎に使用する鉋が異なるため、挽物職人自ら鉋も製作しています。
この縞黒檀六角箸持手青貝も、石川漆宝堂の職人が木地から作り、青貝の加飾以外は仕上げまで1人で行なっております。
漆塗りの箸で、箸先をここまで細く繊細に仕上げてあるのは、はし藤本店が見てきた中では石川漆宝堂の職人が随一です。
木地の縞黒檀はカキノキ科の非常に堅い木で、東南アジアからアフリカにかけて自生しています。
黒檀の仲間には縞黒檀のほか、青黒檀や真っ黒な本黒檀などがありますが、いずれも稀少材になっています。
ちなみに「檀」という字は、かつて中国で歴代皇帝及び権力者だけが使う事が許された木材の末尾に付けられていたと言われています。 黒檀に並ぶ高級材で紫檀という木もありますが、こちらは「檀」の字が付くものの、黒檀と同じカキノキ科ではなく、別のマメ科の植物です。
日本で自生する黒檀は沖縄県に琉球黒檀がわずかにありますが、材としてはほぼ流通していません。
食器洗浄機・乾燥機・電子レンジなど高温になるもの、たわし・クレンザーなど傷になりやすいもののご使用はお控えいただき、薄めた中性洗剤で柔らかいスポンジで優しく洗い、ふきんのご使用をお奨めいたします。
洗浄後はすぐに水滴を拭き取り、風通しの良い場所で横に寝かせて乾燥させてください。
鉄板焼き用や、火にかけたままの鍋料理の取箸用など、高温が続く場面でのご使用はお控えください。