素材:京都府京都市産 孟宗竹
塗装:中国産 漆(4面のうち3面摺り漆、1面は竹皮を生かし無塗装)
サイズ:22.5cm 24cm
パッケージ:紙箱
製造元:高野竹工株式会社
京・嵯峨 竹の摺り漆箸は
・四角摺り漆 白竹
・摺り漆 三ツ節
・八角摺り漆 燻し煤竹
・極細箸 燻し煤竹摺り漆
もございます
そもそも漆とは?
京都の孟宗竹(もうそうちく)で京都の職人が作った箸です。
胡麻竹は白竹・図面角竹・亀甲竹と並ぶ「京銘竹(きょうめいちく)」の1つで、立ち枯れした竹に胡麻粒のような斑点模様が出た竹のことで、胡麻竹という種類の竹が生えているという訳ではありません。
主に茶道具や工芸品などの材料として使われています。
京銘竹の胡麻竹は、立ち枯れした竹を探して伐るのではなく、春先の青い状態の竹を伐り倒す前に葉や枝を、10mほどはしごで登って切り落とし、秋頃まで数か月間そのままにしておきます。
そうすることで竹は光合成が出来なくなり立ち枯れしたのち菌の作用によりきれいな胡麻の斑点模様を浮かび上がらせます。
ただし、きれいな胡麻模様が付くには、菌の作用と天候に左右されるので、その年によって出来が異なります。
ちなみに、箸に使用する竹は肉厚な孟宗竹なのですが、京銘竹としては真竹も使用されています。
孟宗竹と真竹の簡単な見分け方は、節に入ったスジの数。
孟宗竹は1本で真竹は2本です。
スーパーで売られているタケノコはその多くが孟宗竹です。
この箸は、胡麻模様が付いた表皮を残し、それ以外の三面を擦り漆(拭き漆)で仕上げています。
食器洗浄機・乾燥機・電子レンジなど高温になるもの、たわし・クレンザーなど傷になりやすいもののご使用はお控えいただき、薄めた中性洗剤で柔らかいスポンジで優しく洗い、ふきんのご使用をお奨めいたします。
洗浄後はすぐに水滴を拭き取り、風通しの良い場所で横に寝かせて乾燥させてください。
鉄板焼き用や、火にかけたままの鍋料理の取箸用など、高温が続く場面でのご使用はお控えください。